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2018.08.22
ワークショップを開催しました
縄文時代のあみもの体験!
金沢大学資料館では,8月21日(火)に夏休み企画として主に小学生を対象とした初のワークショップを開催しました。
当日は,10時からと13時からの2回に分けて行い,保護者を合わせて28人の参加者でにぎわいました。参加者は,最初に展示室に展示してある縄文土器など,さまざまな考古資料・歴史資料を見学して説明を受け,子供たちは歴史的な流れを把握しながら当時の生活を想像し興味を持つことができました。その後に,あみものの圧痕(あっこん)の残る縄文土器を見ながら,あみもの技術について説明を受けました。あみものの製作技術の説明を聴く姿は,どの子も真剣そのものでした。
作ったのは,あじろあみのコースター。最初は「難しい!」との声も聞こえてきましたが,作業を進めるうちにだんだんと慣れてきて,約1時間半の製作時間の中,様々な文様のあじろあみに挑戦し,3つも仕上げた子もいました。
あっという間の2時間でしたが,親子で楽しめる今回のワークショップ。とても好評を博しました。
展示室で考古資料のお話を聞いている参加者
あみものについて説明する松永特任助教